再生不良性貧血

      2019/11/12

貧血のマインドマップ 薬剤師国家試験 まとめ

再生不良性貧血のまとめ マインドマップ 薬剤師国家試験

再生不良性貧血の勉強法

再生不良性貧血の勉強法 まとめ 概要

原因での分類分けはあまり薬剤師国家試験には出ではないので、さらっと下記のFanconi貧血などがあることをしっておいてください。

再生不良性貧血の原因 分類 Fanoni貧血 先天性 後天性 薬剤性 特発性

再生不良性貧血とは

まず、再生不良性貧血は造血幹細胞が減ることで起こる疾患です。

再生不良性貧血の症状 薬剤師国家試験

血球全部が減るので、症状は、

  • 赤血球↓→貧血
  • 血小板↓→出血傾向↑
  • 白血球↓→感染↑

通常の貧血と違うところは、造血系の根幹が減っているので、血小板・白血球にも影響が出ているところです。

検査値の変動

血球が減ることに体が応答するため、関連する検査値が変動します。
関連項目と検査値の上下の動きを掴みましょう。

まず、造血幹細胞が減るので、赤血球になるまでの細胞(芽球や網状赤血球)はすべて減ります。

・赤血球が減ると、体が赤血球を作らせようと エリスロポエチンが分泌されます。→エリスロポエチン↑

・赤血球のもとが作られないので、材料になる鉄分は余ります。→血清鉄↑

 

また、出来上がった赤血球は数は少ないですが正常(正球)です。
なので、血液像の検査は問題ありません。

治療

治療は、血球の減り具合で重症度を分けて治療します。
軽症、中等症、重症に分けて使う治療法を覚えましょう。

軽症

タンパク同化ステロイドの内服薬:メテノロンを使います。

造血幹細胞の増殖を促進させます。

中等症

軽症の治療薬(メテノロン)に
追加で抗胸腺細胞グロブリン療法(ATG)を行います。

ATGは、造血幹細胞を攻撃しているT細胞に対する抗体で、T細胞を抑え再生不良性貧血に効果を示します。

重症

重症の場合は、条件が合えば骨髄移植が第一選択です。行わない場合は免疫抑制療法を行います。

骨髄移植

条件は、

  • 患者は40歳以下(若いほどいい)
  • 骨髄提供者がいる
  • HLA一致

免疫抑制療法

免疫抑制療法では、

  • 抗胸腺細胞グロブリン療法(ATG)
  • シクロスポリン内服

を覚えておきましょう。

支持療法

再生不良性貧血では白血球が減り、感染症にかかりやすくなります。
好中球が減ってきた時は、G−CSF製剤を使い、好中球を増加させます。

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2019/11更新:薬理分野70枚と病態分野70枚のマインドマップをそれぞれ1つのPDFにまとめました。
https://note.mu/yakugaku_gokakuのURLからダウンロード可能です。

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