バセドウ病は甲状腺ホルモンがでまくってる

   

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バセドウ病とは??

バセドウ病は甲状腺機能亢進症の一つです。

自己免疫疾患

  • 抗TSH受容体抗体
  • 甲状腺刺激抗体

が甲状腺を常に刺激する事で負のフィードバックが破綻し、甲状腺ホルモンが持続的に分泌される病態です。

疫学的に20〜40歳の女性がなりやすいです。

 

代表的な症状に

  • 甲状腺腫大(甲状腺肥大)
  • 頻脈
  • 眼球突出

があります。

 甲状腺腫大は抗TSH受容体抗体が甲状腺を刺激し続ける事で甲状腺の濾胞細胞が増殖する事で生じます。

びまん性左右対称性に肥大するのが特徴です。

甲状腺ホルモンの作用にはβ受容体の増加があり、頻脈手指振戦が生じます。

他にも甲状腺ホルモンの作用である代謝亢進作用により、

  • 血糖上昇
  • 血中総コレステロールの低下
  • 体重減少

などが生じます。

甲状腺ホルモンの影響で腸が活発になり下痢も生じます。

検査

検査では

  • 血中T₃、T₄上昇
  • 血中TSH低下
  • 抗TSH受容体抗体陽性

を見ます。

TSHの低下負のフィードバックによるものです。

治療

  抗甲状腺薬である

  • チアマゾール
  • プロピオチオウラシル

を使用します。

甲状腺ペルオキシダーゼを阻害し、甲状腺ホルモンの合成を抑制します。

治療効果の面などからチアマゾールが第一選択薬とされることが多いです。

副作用無顆粒球症白血球減少症があります。定期的に顆粒球数を測定することが大切です。

覚え方は

 罵声に負けないプロのチアガール

  • 罵声:バセドウ
  • プロ:プロピルチオウラシル
  • チア:チアマゾール

です。

 

 頻脈などの交感神経過敏に基づいた症状には対症療法としてプロプラノロールなどのβ遮断薬が使用されます。

 

放射線治療として、ヨウ化Na(¹³¹I)が使用されます。

β線が放出され甲状腺を破壊する事で過剰なホルモン合成を抑制します。

しかし副作用で副甲状腺機能低下症になる事が多いのがデメリットです。

 

ステロイドはTSH の抑制や、T4→T3への変換抑制効果を示し治療に使用されます。

 

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2019/11更新:薬理分野70枚と病態分野70枚のマインドマップをそれぞれ1つのPDFにまとめました。
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 - 内分泌系疾患, ホルモン系疾患