水道原水も何がポイントかな。
簡単そうだしさっさと楽に勉強終わらせたいな。
本記事の内容
薬剤師国家試験の水道原水の範囲をさくっと解説
地表水と地下水の違いを分かりやすく解説
水環境の水道原水の種類と特徴をわかりやすく解説
原水の種類と特徴は水環境の導入部分です。
水道事業のポイントと地下水、地表水の違いだけ抑えましょう!
水道の普及率はほぼ100%
水道普及率は現在2019年で98.1%、ほぼ100%と覚えましょう
水道の普及により水系の感染症である赤痢や腸チフスはかなり激減してます。
下水道の普及率は約80%です。
これは全国での平均です。
都市部と田舎の町村では普及率に大きな差があります。
水道原水は地表水と地下水
地表水
地表水には
- 河川水
- 湖沼水
- ダム水
などがあります。
水道として利用する水の供給源のうち約75%が地表水です。
地下水
地下水は地表水と比べて水質が良いです。
種類は
- 伏流水
- 井戸水(深井戸、浅井戸)
があります。
地下水は、水道として利用する水の供給源のうち約25%を占めます。
それぞれの特徴を比較するとわかりやすい
地表水と地下水の特徴はかなり聞かれるので比較して覚えましょう。
まず溶存酸素は地表水に多く、地下水では少ないです。
これは地表水のほうが空気に触れている量が多いので想像しやすいです。
自浄作用も微生物の多い地表水では受けやすく、微生物が少ない地下水では少ないです。
イメージとしては(空気に触れてるから)酸素多い→好気性微生物多い→自浄作用受けやすい
地下水はCaやMgなどの無機物がCaCO₃やMgCO₃として存在しています。
そのため硬度は高く遊離炭酸も多くなります。
(CaとMgの量を炭酸Caに換算して表したものが高度になるので地下水は硬度が高い!)
まとめ
ポイント
水道の普及率はほぼ100%、下水は80%だけど都市と町村で差がある
地表水は溶存酸素が多く、自浄作用を受けやすい
地下水は無機物が多く、酵素が高いのが特徴