今回は、私が試験などの勉強の準備として行っているテキストのPDF化についてお話しします。
私は、授業中にマインドマップをノートとして取っていたので、図のデータなどを本からマインドマップに挿入する必要がありました。
しかし、全体像の把握は、PDFよりも圧倒的に本媒体の方がしやすいため、本でも持っておきたい
というわがままな思いから編み出した方法です。
テキスト→断裁→データ化→再製本化
再製本化を目指すので、なるべく損傷なく、きれいな作業を目指します。
道具紹介
裁断機、スキャナー、とじ太くん(製本機)の3つです。10年間愛用しています。
裁断機といっても、そんなにこれは高く無いです。2500円くらいで買いました。
スキャナーは、富士通のスキャンスナップを使っています。
現行バージョンはこちら
手順
教科書などソフトカバーでは、背表紙に熱すると溶ける接着剤を使って製本されています。
なので、とじ太くんを使って背表紙を熱して溶かして外します。
ここでは、「とじ太くん」(簡易製本用の道具)を逆の用途で使っています。
本来の使い方では無いので、自己責任でお願いします。
接着剤が溶けてくると、簡単に背表紙が剥がれます。
手で切りやすい大きさに分けて、
元の接着剤が付いているので、2mmくらい落とします。
左のガムテープは、毎回同じように切れるようにマークとしてつけています。
スキャン
スキャナーに送り込んで、PCにちゃんと取り込まれてることを確認したら、製本作業に移ります。
製本
熱で溶けるシートを背表紙に貼り付けていきます。
とじ太くんを買うと、私の時は何枚か付属してきました。
背表紙の幅に合うようにちぎり
背表紙に貼り付け。元の接着剤の上から貼り付けてます。(元のやつもどうせ溶けるので。)
背表紙と反対側(小口)をトントンして整えて、
背表紙に挟み込む。
とじ太くんに突っ込んで、
45秒ほど待つ。
ホットメルトシートが溶けてくるので、小口をトントンして、背表紙がわに押し込む。
とじ太くんにまた突っ込んで、
ちゃんと背表紙がわに接着剤が行き渡ってることを確認したら、完成!
一枚だけ飛び出ましたが、あらかたうまくできました。この一枚も取れずにくっついています。
まとめ
手元に、本とPDFがあれば、授業を聞きながら、図をスクショして、マインドマップに貼り付けることができます。
薬学生だった時は、前期、後期の授業期間が始まる前に、教科書をバラしてデータ化→再製本化して、マインドマップを作りながら授業を受けていました。
やっぱり、ざっと全体を見渡すのに本の媒体は欠かせません。
ぜひお試しを!