食中毒

ウイルス性食中毒を分かりやすく解説【薬剤師国家試験対策】

このページではウイルス性食中毒のノロウイルスとロタウイルスについてまとめました。細菌性など他の食中毒は別のページにまとめます。

ノロウイルス

ウイルス性 食中毒  ノロウイルス ロタウイルス

ノロウイルス牡蠣などの2に存在し、牡蠣の生食や調理における2次感染が原因です。

症状は下痢、嘔吐が見られます。

流行するのは冬で、感染力が強く患者数が一番多い食中毒です。感染者の排泄物や吐物1g中には100万~10億個のウイルスがいて、微量のウイルスでも感染します。

ヒトーヒトによる2次感染に注意です。

予防には、加熱次亜塩素酸Naが有効です。次亜塩素酸は0.02%ほどの濃度が必要になります。

 

ロタウイルス

ロタウイルス乳幼児、小児の下痢症の主な原因です。症状は発熱や下痢(白痢)、嘔吐などです。

白痢というのは白色や淡い黄色の便のことを指します。便の色をつける胆汁中の黄色の色素が便につくのが阻害され、白痢が起こります。

ホワイトロリータで覚えましょう。

 

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