薬剤師国家試験の参考書、何を使おうか、何が必要か
悩んでいる人も多いと思います。9冊セットで3万円くらいしますし。
自腹だったので私もどれにしようかと勉強を始める時に悩みました。
結果的に使ったのは、「青本」と「国試がわかる本」です。
今回は青本と国試がわかる本を選んだ理由と安く買う方法をお話します。
選んだ理由
青本
薬学を理解するために、過去問とは別に体系的にまとまった参考書は必要です。
試験1,2ヶ月前に過去問演習をするときにも辞書的に使いました。
学校で薬学ゼミナールの授業があったので青本は買おうと思っていました。
大学の生協で青本の予約(割引販売)があり、期限も間近に迫っていたので焦って買ってしまった覚えがあります。
青本は毎年新しい版が出ますが、国家試験は毎年同じような問題が出ますので、2年くらい古い本でも全く問題なく合格できます。
買ったほうがいいのは薬理と実務くらいです。法規・制度の本は読みにくすぎて使いませんでした。物理、化学、生物とか基礎科目は全然中身変わってません。
今(2018/6)だったら2018年度版がこの間の2月の国試用の対策本なので、薬理と実務以外は2018年度版でいいです。
2019年版(最新版)だと物化生は1冊3500円ですが、中古だと1500円くらいで安く買えます。
国試がわかる本
私の大学では過去問試験があったので、体系的になった過去問集がほしいなと思っていました。学校からは102~97回の過去問は配られていたのですが、年度ベースで勉強すると各年に各分野がちょこっとずつ散りばめられるわけです。
脂質異常症なら脂質異常症でがっつり何年分かまとめて解いたほうが効率がいいし、どのレベルまで聞かれるかもわかります。
そのため私は国試がわかる本を選びました。
(薬ゼミからも領域別既出問題集というものが出ていますが、本の大きさがA5サイズで小さく、解説が少ない印象でした。)