勉強法

薬学部6年生の一年間の流れ[卒試・国試・薬局就活の体験談]

皆さんこんにちは。

6年生になったらいつから勉強すればいいのか、就活はいつから始めればいいのか?といった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな疑問に答えていきます!

私はもともと公務員志望で結局、薬局に就職することになりました。

参考にしてみてください。

私(公務員志望→薬局就職)の体験談

  • 4月 公務員試験の準備
  • 5月 GW開けに公務員試験(教養科目+専門科目+小論文)
  • 6月
    •  6/21に合格発表で一次試験合格
    • 卒業研究
  • 7月
    • 面接対策。大学OBから情報収集
    • 7/13 二次試験
  • 8月
    • 合格発表で不合格
    • 薬局に就職することにし、職探し。転職エージェントに登録。
    • 卒論、研究発表が終わった後は旅行に行ったりして残りは遊ぶ
  • 9月
    • 過去問試験(卒業試験に加点)があるので勉強開始
      • 国試がわかる本で試験範囲(直近6年分)を勉強
    • 9/21過去問試験
    • 過去問試験が終わったので就活開始(2週間)
      新人でしたが、転職用のエージェントを利用。
      現在は薬キャリAGENTなどの新人や第二新卒用のエージェントもあり
  • 10月 まとめノートづくり
    • 薬ゼミの動画を倍速で見てまとめていった
  • 11月
    • 国試の願書提出
    • まとめノートづくりが11月後半に終了
    • 全国統一模試(50%以上で卒試に加点)で52%
      まだ暗記してない時点で50%超えたのでびっくりした。
  • 12月
    • 11/29から暗記開始。18日間かかった。(約2日で1科目暗記するペース) 
    • 12/19,20 卒試1次試験(加点と底上げで合計75%以上が合格。素点での合格点は、私の年度だと実際は65%で合格できる)
      (私の大学は卒試が2回ありどちらかで合格すればいい)
      結果は63%で不合格。
  • 1月
    • 二次試験に向け卒試の過去問を見る。
      卒試特有の問題のみやりたかったため国試によく出てる解けそうな問題は思い切って省く。
      だいたい1日2回分を見終わるペース
    • 1/12 暗記開始。今回は10日間で終了→勘を取り戻すため、卒試の過去問を解く
    • 二次試験1/25,26 合格
    • 国試の試験会場発表。遠かったのでホテルを取ろうとするも、どこも満室。
      結局、Air bnbでマンション一室貸し切りの民泊を取る
      ※東京の場合は8月に4箇所の候補地が発表されるので、
      じゃらんなどで遠いところはその時に予約しておくべき
  • 2月
    • 国家試験の準備といってももうあまりやることがないので、
      勉強よりも風邪を引かないことに気をつけた。
    • 2/12 暗記開始
      今回も10日間で設定したが、やる気が出ず、12日かかり問題を解く時間がなかった。
    • 2/23 国試前日 民泊へ移動途中に下見をする。
      駅からめちゃくちゃ遠い事に気づき当日はタクシーで会場に行くことにした。
    • 2/24,25 国試本番
      無事、試験会場に到着。落ち着いて試験を受けた。
    • 自己採点で77%なのでマークミスがなければ合格。

以上が、私の一年間のスケジュールでした。

いつから勉強開始?就活は?

勉強開始時期

早く開始してもバテるだけです。

卒業試験の日程にもよりますが、勉強自体は8月からで十分間に合います。卒試がないのなら4ヶ月あれば大丈夫です。

まとめに2ヶ月、暗記に20日、問題演習に1ヶ月とったとして、4ヶ月です。はじめの過去問試験でいきなり問題を解いても基礎が無いので、解くのも直すのも時間がかかるのでまずはどんな問題が出ているのか分野別で過去問を見るのがいいです。私は国試がわかる本を使いました。

過去問試験が卒業試験の一部であったり、加点方式の学校が多いですが、この試験は最後は暗記が物を言います。理解しないと意味ないからとはじめは1問1問丁寧に説いていくのですが最終的に時間がなくなる人が多かったように感じました。

私は3週間で1周(6年分)がぎりぎり終わり、前日と当日の休み時間に問題と答えの分だけにザーッと目を通し、残像を頼りに最後は解答していました。それでも加点対象(80%~)になるような試験なので、最後の暗記が重要です。

就活

就活は薬局の場合、どこも人手不足なのでいつからでも就職可能です。国家試験後から就活を始めても十分間に合います。

中途採用の薬剤師は転職サイトを使うことが多いのですが、新卒生の場合使う人が少なかったです。

そのため、学校にリクルートに来た薬局を1,2社受けて内定もらってそこに決めてしまう人が多い印象です。

就活はいろいろな薬局を見れるチャンスです。

たくさんの求人の中から担当者に要望を言って選んでもらい、実際に面接でその薬局を見て決めるのも一つの手だと思います。

私はその手を使い、・転勤をしたくない・給料が良いこと・休みはそれなりに・残業が少ないことなどの要望を担当者に伝えて、20件ほど求人を持ってきてもらいそこから5社受けました。その中から条件と印象が良かった会社を選びました。

私自身も5社も面接を受ける必要ないだろと思ってました。

はじめに受けたところが良さそうだったので、そこでいいかなと思い、後の会社の面接は取り止めようと思っていたのですが、他も受けるように説得され、しぶしぶ受けました。

結果的に色々比べて3社目になりました。見比べるのは本当に大事です。
薬歴の書き方、動く薬、薬局の規模など、それぞれの薬局で違っていました。

新人で、マイナビ薬剤師などの転職エージェントを利用する人は少ないですが、現在は新卒、第二新卒向けの転職エージェントがあります。

薬キャリAGENT

これらのサービスを使って薬局を見て周るのはとても勉強になると思います。

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