消化器系疾患

中~低頻出の消化器疾患を分かりやすく解説【薬剤師国家試験】

そんなに出題頻度が高くない分野をまとめました。

  • 胆嚢系
  • 膵臓系
  • その他(機能性ディスペプシア、偽膜性大腸炎、虫垂炎)

胆嚢、膵臓のマインドマップ 機能性ディスペプシア 盲腸 偽膜性大腸炎 治療薬

これらの分野は肝臓とか胃潰瘍などと違ってあまり出ないので、ぱっとキーワードだけ抑えて時間短縮したいところです。

マインドマップにはキーワードしか書いていないので、みても理解できないところはこのブログの説明箇所を読み、わかるところはマインドマップで済ませてしまいましょう。
あとは分野別の過去問を見てどんな問題が出ているか、マインドマップの知識だけで解けるかを確認してから覚えるのがいいと思います。

では、説明部分を始めます。

胆道系疾患

膵臓系疾患

その他の疾患

機能性ディスペプシア

機能性ディスペプシアは胃潰瘍や胃がんなどがないのに胃痛、胃もたれ、膨満感などが生じる胃の疾患です。

偽膜性大腸炎

抗菌薬を使うと常在菌の腸内細菌までやられてしまい、手薄になった腸内で他の菌が増殖することがあります。これが菌交代です。

クリストリジウム ディフィシルが増殖し、この菌が出す毒素により腸炎が引き起こされます。内視鏡で見ると大腸が白い膜で覆われているように見える偽膜が生じるので、偽膜性大腸炎と呼ばれます。

バンコマイシンやメトロニダゾールでクロストリジウム ディフィシルを退治します。このとき経口ではほとんど吸収されないバンコやメトロニダゾールを使うところがポイントで聞かれます。

吸収されないため、大腸に抗菌薬が届き原因菌をやっつけられるのです。

虫垂炎

虫垂炎とは盲腸のことです。10~20歳に多く、白血球数が1万(普通3000とか)くらいに跳ね上がります。

 

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