てんかん

      2018/04/15

てんかんの作用機序

図で覚えるのがキモ!

私が勉強を始めた頃、てんかん薬ってわかりづらいなぁと感じていました。

それは、

  • 規則性がない薬名
  • 作用機序がいろいろ
  • 適応のある発作の種類との対応関係

を覚えないといけないため、ごちゃごちゃになってしまうからです。

最終目標

最終的には下の絵を自分でかけるようになることが目標です。てんかんの作用機序1~3のステップに分けて勉強していきましょう。

覚える順番、3ステップ

  1. 神経と受容体の位置関係
  2. 薬の作用点と薬名
  3. 適応の発作

1と2で、薬と神経の位置関係を図で覚えてしまえば、発作の適応もある程度まとめて覚えることができます。

1.てんかん薬の作用点

まずは枠組みを描けるようになりましょう。てんかん薬の作用点

大枠は、神経2本(抑制系と興奮性)と脳細胞側のチャネル3つです。

開く <抑制系神経>
開く <興奮系神経>

2.作用点と薬名の組み合わせ

脳細胞側

いきなり全ては覚えられないので、全体図の下部(脳細胞側)のチャネルに効く薬から見てみましょう。脳細胞側のてんかん薬

 

開く <Clチャネルを刺激する薬>
開く <Naチャネルをブロックする薬>
開く <Ca チャネルをブロックする薬>

図上の神経に効く薬

では次に上側(神経)に効く4つの薬を見ていきましょう。

神経側のてんかん薬

①ガバペンチン

開く

②バルプロ酸

開く

③レベチラセタム

開く

④スルチアムは脳の脱炭酸酵素を阻害し興奮を抑えるようです。

開く

3つ+その他にクラス分けします。

①全ての発作に効く薬

紫色で囲った薬が全ての発作に効きます。

図の場所で覚えましょう。

全発作

②強直間体、部分発作に効く薬

赤で囲った薬です。「」が付く系の薬が該当します。

レベチラセタムも場所は違いますがここに入ります。

強直間体、部分発作の薬

③欠伸発作に効く薬

エトスクシミドとトリメタジオンです。脳細胞側のCaチャネルの遮断薬と同じなので覚えやすいですね。

欠神

④その他

あとはその他の薬として覚える。

・部分発作のみ:

スルチアム、ガバペンチン、トピラマート*

*トピラマートの作用機序はNaチャネル遮断など複数あるので余裕の有る方は追加で覚えてください。

てんかん薬

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